失われた小銭への怒り


変な題名の曲、みつけました!
ベートーベン作曲「失われた小銭への怒り」

思いっきり距離感を感じていたベートーベンですが、
こんな変な題名のお陰で、急に身近な存在に感じられました。

*「失われた小銭への怒り」を生で聞いてみよう*

「失われた小銭への怒り」は、6月29日(水)(大阪市平野区)と
7月3日(日)(大阪市東住吉区)の吉山 輝氏のピアノコンサートで聞くことができます。
吉山コンサート情報はこちら

*癇癪持ちのベートーベン*

こんな記述があります。
ベートーベンは癇癪持ちで、非常に貧しかった。
よくものを失くしては、床にはいつくばって探していた。
ということは、「失われた小銭への怒り」という副題は
かなりベートーベンの日常をよく表していると取れます。

ところが残念。
「失われた小銭への怒り」という副題は、
ベートーベン自らがつけたのではなく、
ベートーベンの死後、誰かがつけたものであることが判明。

*英会話のエコーリンガルにおける「失われた小銭への怒り」*

大阪市平野区『英会話のエコーリンガル』の前に飲物の自販機があります。
以前は、自販機で飲物を買う際、お金を落とし、溝の羽目板が
なかなか外せないため、「失われた小銭への怒り」を感じた方も
いらっしゃったかと思われます。
今では、ちゃんと自販機の前の羽目板は取り外していますので、
このような「失われた小銭への怒り」を覚える方はいないものと
思われます。

ちなみにベートーベンはBeethovenと綴ります。
みなさん苦手な/th/サウンドがしっかり入っています。
でもベートーベンはドイツ人なので、原音読みではまた違った音なんでしょうね。

坂口昭子